能代川第1捷水路旧川 ― 2009/07/05 18:00

今日は梅雨の中休みで暑い一日となった。
五泉市村松地区を流れる滝谷川を巡るついでに、能代川の中流部を見てきた。
平成12年の水害を契機に始まった能代川災害復旧助成事業では大規模な捷水路(ショートカット)が3カ所実施された。
写真はその1番下流の捷水路により旧川となった箇所である。
残土処理も兼ねて水路を残して埋められた。
この付近は五泉市の西公園に隣接していることから緑地として整備された。
今は夏の花であるタチアオイが咲き誇っている。
五泉市村松地区を流れる滝谷川を巡るついでに、能代川の中流部を見てきた。
平成12年の水害を契機に始まった能代川災害復旧助成事業では大規模な捷水路(ショートカット)が3カ所実施された。
写真はその1番下流の捷水路により旧川となった箇所である。
残土処理も兼ねて水路を残して埋められた。
この付近は五泉市の西公園に隣接していることから緑地として整備された。
今は夏の花であるタチアオイが咲き誇っている。
滝谷川と災害復旧助成事業 ― 2009/07/06 22:00

滝谷川については、5月にも村松地内の城跡公園付近を訪れた。
昨日(7月5日)は滝谷川が能代川に合流する五泉市(旧村松町)千原地内から上流に向かい、最後には滝谷川上流端の慈光寺まで行ってきた。
しかし、延長もかなりあるので、村松市街地を流れる区間は歩いたが、それ以外の区間は車で回った。
まずは千原地内を流れる下流部を車で見て回った。
この付近は平成12年7月に発生した水害を契機に能代川とともに災害復旧助成事業で改修された。
5年前には改修の最盛期で大工事が進められていたが、周辺には住宅も多く難工事であった。
現在では改修工事も竣工し、堤防天端は舗装され「能代川りんりんロード」となっている。
昨年10月にりんりんロードを試走したときにもここを通った。その時にはコスモスが我々を出迎えてくれた。
今は梅雨の合間で見るべき花もなく、人影も少なくひっそりとしていた。
りんりんロードが利用され、多くの人々が訪れるようになると良いのだが。
昨日(7月5日)は滝谷川が能代川に合流する五泉市(旧村松町)千原地内から上流に向かい、最後には滝谷川上流端の慈光寺まで行ってきた。
しかし、延長もかなりあるので、村松市街地を流れる区間は歩いたが、それ以外の区間は車で回った。
まずは千原地内を流れる下流部を車で見て回った。
この付近は平成12年7月に発生した水害を契機に能代川とともに災害復旧助成事業で改修された。
5年前には改修の最盛期で大工事が進められていたが、周辺には住宅も多く難工事であった。
現在では改修工事も竣工し、堤防天端は舗装され「能代川りんりんロード」となっている。
昨年10月にりんりんロードを試走したときにもここを通った。その時にはコスモスが我々を出迎えてくれた。
今は梅雨の合間で見るべき花もなく、人影も少なくひっそりとしていた。
りんりんロードが利用され、多くの人々が訪れるようになると良いのだが。
滝谷川と河川等災害関連事業 ― 2009/07/07 22:00

滝谷川は平成12年7月の水害に見舞われた。それにより下流部は災害復旧助成事業により改修された。
そして再び平成17年8月に洪水に見舞われた。
この洪水により滝谷川は村松小学校の対岸(右岸)で溢水し、約60haの農地が浸水した。
この水害を契機に新潟県では河川等災害関連事業により河川改修に着手した。区間は城下大橋から城跡大橋までの510mである。
また、その下流の390mも広域河川改修事業により改修された。
これらの改修事業はこの春には竣工した。
しかし、事業費の関係か法面の植生がなされていない。また、堤防天端には敷砂利が施してあるが、舗装はされていない。
このすぐ上流には村松の城跡公園があり、ここが「能代川りんりんロード」の終点である。なんとか舗装してもらいたいものだ。
そして再び平成17年8月に洪水に見舞われた。
この洪水により滝谷川は村松小学校の対岸(右岸)で溢水し、約60haの農地が浸水した。
この水害を契機に新潟県では河川等災害関連事業により河川改修に着手した。区間は城下大橋から城跡大橋までの510mである。
また、その下流の390mも広域河川改修事業により改修された。
これらの改修事業はこの春には竣工した。
しかし、事業費の関係か法面の植生がなされていない。また、堤防天端には敷砂利が施してあるが、舗装はされていない。
このすぐ上流には村松の城跡公園があり、ここが「能代川りんりんロード」の終点である。なんとか舗装してもらいたいものだ。
滝谷川と黄金の里「蛭野」 ― 2009/07/08 21:19

滝谷川の上流部に位置する「蛭野(ひるの)集落」。
この集落は「黄金の里」と呼ばれている。
その名の由来は秋、11月にこの地を訪れると分かる。
大きな黄色に色づいた背の高い木々を集落のあちこちで見ることができる。
黄葉した公孫樹(いちょう)の木である。ここでは昔から銀杏(ぎんなん)の産地となっている。樹齢200年以上の木もある。
11月には時期にはライトアップもやるいるそうだ。
現在でも銀杏が実る頃になると、公孫樹の下にブルーシートを敷いて銀杏を採取している姿を見ることができる。その時期には多くのカメラマンも訪れて「黄金の里」をカメラに収めている。
さて、「蛭野(ひるの)」の名前自体も興味深い。
滝谷川の源流は「白山(はくさん)」である。白山は1012mで蛭野集落の上流にある慈光寺(じこうじ)が登山口で2.5~3時間の登りである。
しかし、今の時期は登山は避けた方がよい。その訳は「ヤマビル」である。
特に梅雨時期には多いそうだ。できれば、秋の紅葉シーズンまで登山は控えた方がよさそうだ。
「蛭野」はまさしくこの地に多い「ヤマビル」に由来している。
今度は11月に来て、公孫樹を堪能し、白山にも登りたいものである。
この集落は「黄金の里」と呼ばれている。
その名の由来は秋、11月にこの地を訪れると分かる。
大きな黄色に色づいた背の高い木々を集落のあちこちで見ることができる。
黄葉した公孫樹(いちょう)の木である。ここでは昔から銀杏(ぎんなん)の産地となっている。樹齢200年以上の木もある。
11月には時期にはライトアップもやるいるそうだ。
現在でも銀杏が実る頃になると、公孫樹の下にブルーシートを敷いて銀杏を採取している姿を見ることができる。その時期には多くのカメラマンも訪れて「黄金の里」をカメラに収めている。
さて、「蛭野(ひるの)」の名前自体も興味深い。
滝谷川の源流は「白山(はくさん)」である。白山は1012mで蛭野集落の上流にある慈光寺(じこうじ)が登山口で2.5~3時間の登りである。
しかし、今の時期は登山は避けた方がよい。その訳は「ヤマビル」である。
特に梅雨時期には多いそうだ。できれば、秋の紅葉シーズンまで登山は控えた方がよさそうだ。
「蛭野」はまさしくこの地に多い「ヤマビル」に由来している。
今度は11月に来て、公孫樹を堪能し、白山にも登りたいものである。
能代川しんかな菜園と大雨 ― 2009/07/09 21:28

今日は新潟県各地で未明から雨が断続的に降り続いた。多いところでは連続雨量が100mmを超えた。
このため、いくつかの河川では水防団待機水位を超えた。
ここで何回も取り上げている能代川流域でも降り始めからの累積雨量が100mmを上回っている。
これにより指定観測所である北上水位観測局で水防団待機水位を午後2時に超えた。
北上の水防団待機水位は標高3.5mだ。この水位は複断面である能代川の低水路満杯の水位に相当する。上流でも同様だ。
今回の雨による能代川水位のピークは午後6時で、水防団待機水位を21cm上回る3.71mとなった。
写真は水位ピーク時の「しんかな菜園」の状況である。
畑はぎりぎりセーフで冠水しなかった。菜園には数人の人が心配そうに様子を見に来ていた。
今回は助かったが、計算上では高水敷に冠水する確率は年に1~3回だそうである。しかし、ここ2年冠水していない。今回も冠水しなかった。
毎年この程度で収まるとよいのだが。
そう言えば、先週の土曜日(7月4日)にここで活動する「川を活かす会」は菜園でジャガイモとタマネギの収穫をしたそうだ。今年は天気も良く出来は良かったようだ。
このため、いくつかの河川では水防団待機水位を超えた。
ここで何回も取り上げている能代川流域でも降り始めからの累積雨量が100mmを上回っている。
これにより指定観測所である北上水位観測局で水防団待機水位を午後2時に超えた。
北上の水防団待機水位は標高3.5mだ。この水位は複断面である能代川の低水路満杯の水位に相当する。上流でも同様だ。
今回の雨による能代川水位のピークは午後6時で、水防団待機水位を21cm上回る3.71mとなった。
写真は水位ピーク時の「しんかな菜園」の状況である。
畑はぎりぎりセーフで冠水しなかった。菜園には数人の人が心配そうに様子を見に来ていた。
今回は助かったが、計算上では高水敷に冠水する確率は年に1~3回だそうである。しかし、ここ2年冠水していない。今回も冠水しなかった。
毎年この程度で収まるとよいのだが。
そう言えば、先週の土曜日(7月4日)にここで活動する「川を活かす会」は菜園でジャガイモとタマネギの収穫をしたそうだ。今年は天気も良く出来は良かったようだ。
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