やはらかに柳あをめる?北上川2011/10/16 18:00

昨日は仙台から、南三陸町の津波被災現場を視察してから、盛岡に向かった。
昨日の夕方から雨が降り続いたが、朝には何とか止んだ。
盛岡駅前のホテル周辺を散策した。盛岡駅前には北上川が流れている。
ホテルを出て、「不来方橋」を渡る。この下流ですぐに中津川が合流している。この中津川を遡ると「盛岡城跡公園」が左岸側にある。中津川はその外堀の役割を果たしていたのだろう。
城跡公園は後で車で行くことにして、北上川を遡ると次の橋は「開運橋」だ。橋のたもとで宝くじを売っていた。これはと思い、そのでスクラッチくじを買ったがはずれだった。残念!
開運橋から北上川を眺めると、手前にはキバナコスモスが咲き、対岸には柳の木が川岸に植えてあり、葉が揺れていた。
北上川の水辺
「やはらかに柳あをめる北上 きたかみの岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」
盛岡市は石川啄木の生地だ。啄木が見ていた水辺は今とはだいぶ異なっていただろう。どんなに形は変わろうとも、都市の中にこうした水と緑のネットワークがあることは、その都市に潤いを与え、人々の感性を豊かにしてくれるだろう。

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