杜の都 広瀬川2011/10/15 18:00

久しぶりにまとまった休みが取れたので、東北に行ってきた。
世界遺産になった平泉や紅葉の山々を巡る予定だったが、あいにくの雨だったので、仙台で一休みして昼食を取ってから、青葉城に行ってくることにした。
昼食は定番の牛タン定食とした。仙台駅近くの青葉通から一本入ったところにある有名店に行った。時間は12時半頃だったが、待つこともなく席に座ることができた。しかし、店の中は満席に近く、相席となった。
牛タン焼きに加えて、ちょっと贅沢をして牛タンのシチューを頼んた。
牛タンを堪能した後に、青葉城に向かった。その途中で広瀬川を渡る。
広瀬川
広瀬川は百万都市の中を流れている川でありながら、唄にも唄われる清流だ。また、付近の緑陰は深く、これが大都市の中とはうらやましい。
新潟市の真ん中には信濃川が流れているが、清流とは言い難く、その両岸には柳や桜が一列か2列あるのみだ。
そう言えば、この近くに仙台生まれの土井晩翠が晩年を過ごした住居(晩翠草堂)がある。20年近く前にそこを訪れたときに、素晴らしい掛け軸があった。
「酒という、文字を見るに、嬉しきに、そを飲めと言う人、神か仏か」
この辺りをゆっくり散策できれば良いのだが、今回は時間もないので、大橋を歩いて渡っただけだった。