登川でも左右岸で堤防決壊2011/09/03 18:00

もう7月の豪雨から1箇月以上が経った。
日本に台風12号が近づいており、新潟県でも湯沢町、特に清津川の流域で雨が降り続いている。
きょうは、今回の豪雨で左右岸で堤防決壊した登川を巡ってきた。
新潟を出ることは晴れていたが、登川に着く頃には雨が落ちるようになった。登川の水は濁っており、上流域の山のほうでは雨が降っているらしい。
右岸側の堤防決壊箇所は、魚野川との合流地点の直上流ですぐそこに魚野川が見えている。既に仮締切工事が完了し、澪筋も変わっているので、どのような状況で堤防決壊に至ったかは不明だが、決壊地点上流の堤防を見ると越流していたのではないかと思う。また、この地点は霞堤となっており、堤防の裏側にも水路があり、水位が上昇し、堤防が弱体化していたのではないかと思う。
登川右岸側の堤防決壊
上の写真は登川の第一橋梁(橋名を見るのを忘れました)から下流をみた写真だが、上流側に目を向けると、今度は左岸側が堤防決壊しており、こちらも仮締切工事は完了している。左岸側も越流が原因と考えられる。堤防の一部が低かったからだろうか?こちらの堤内地側は水田となっており、大量の土砂で埋まっていた。
登川左岸側の堤防決壊
上流の山々は雨に煙っている。これ以上雨が降り続かなければよいのだが。