太田川と粟島公園2009/07/14 19:08

段丘崖と粟島公園
今日は太田川の話に戻ることにする。
早出川との合流点にある太田川排水機場から上流に向かって歩き始めると、30分ほどで粟島公園に着いた。
途中は住宅地が続いている。管理用通路もない区間も多く、住宅の裏の護岸の天端の僅かな空間を歩くところもあった。
さて、粟島公園は五泉市が管理する総合公園であり、8.4haと広大な敷地に、清流に親しめる噴水やスポーツ施設などがあり、市民の憩いの場となっている。五泉高校も隣にある。
太田川沿いを中心に500本のソメイヨシノが植えられており、シーズンには夜桜のライトアップが行われ、家族連れや職場の花見客などでおおいに賑う。
粟島公園には粟嶋神社があり、農耕の神様を祀ってある。元々は公園が神社の境内であったようだ。ちょうど明日(7月13日)はお祭りで、露店もでるそうだが今は幟があるだけだ。
太田川に粟島公園が接する区間は15年くらい前に新潟県の手により環境整備事業が実施され、写真の様に自然石護岸となり、所々は階段護岸となっている。
粟島公園の対岸は住宅となっている。写真を見て分かるように住宅は粟島公園よりも2m程度高くなっている。
先に書いたように、太田川は段丘崖沿いに流れている。これらの住宅の玄関側は道路となっている。道路と住宅の玄関は同じ高さだ。
すなわち、道路と太田川に挟まれた段丘崖の部分が住宅となってしまって写真のような光景となっているのだ。
住宅側から公園や河川を見ると眺めが良いが、河川側から眺めるとあまり好ましい眺めとはいえない。これはしかたないのだが。

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