内の倉ダムコンサート ― 2010/10/16 22:14
昨年に引き続き、今年も内の倉ダムコンサートに行ってきた。
今年はダムに行くのが遅くなり、一段低い席だったので、演奏者を直接見ることができず、映像での鑑賞となった。
今年はダムに行くのが遅くなり、一段低い席だったので、演奏者を直接見ることができず、映像での鑑賞となった。

内の倉ダムは二級河川加治川水系の河川である内の倉川にあるダムだ。
このダムは全国に3200余りあるダムの中で13しかない中空重力式ダムの一つだ。
完成は昭和49年で完成から36年を経ている。当時はコンクリートが高価でそれに比較して人件費が安いために、コンクリートを節約するために重力式ダムの内部に空洞を設けたものだ。その分多くの型枠が必要となるが、型枠を組む人件費が比較的安いために全体としてコストを抑えることができたという。
コンサートはその空洞で行われた。その大きさは幅10m、高さ38m、奥行きは40mだ。
このダムは全国に3200余りあるダムの中で13しかない中空重力式ダムの一つだ。
完成は昭和49年で完成から36年を経ている。当時はコンクリートが高価でそれに比較して人件費が安いために、コンクリートを節約するために重力式ダムの内部に空洞を設けたものだ。その分多くの型枠が必要となるが、型枠を組む人件費が比較的安いために全体としてコストを抑えることができたという。
コンサートはその空洞で行われた。その大きさは幅10m、高さ38m、奥行きは40mだ。

今回は、次の3組の演奏だった。
・篠笛演奏:今井克義
・オーボエとピアノ演奏:MINAMI&MIKI
・民謡と尺八演奏:胎内市民謡好き人間
いずれの演奏も空洞の音響効果もあって素晴らしいものだった。
・篠笛演奏:今井克義
・オーボエとピアノ演奏:MINAMI&MIKI
・民謡と尺八演奏:胎内市民謡好き人間
いずれの演奏も空洞の音響効果もあって素晴らしいものだった。
谷根川、高校教師と鮭 ― 2010/09/19 21:36
天候はあまりよくなかったが、柏崎市の谷根川を歩いてきた。
谷根川は日本海に注ぐ二級河川で、その源は三階節で知られる米山で流域面積は約20km2、法指定延長は7.9kmだ。
この川は平成16年、17年と2年連続の水害を受け、平成17年から3カ年で災害関連事業が実施された。
さて、まず河口に立つとその左岸側に駅のプラットフォームが見える。この駅は海に最も近いと言われる駅の一つで、夕日の名所としても有名だ。
谷根川は日本海に注ぐ二級河川で、その源は三階節で知られる米山で流域面積は約20km2、法指定延長は7.9kmだ。
この川は平成16年、17年と2年連続の水害を受け、平成17年から3カ年で災害関連事業が実施された。
さて、まず河口に立つとその左岸側に駅のプラットフォームが見える。この駅は海に最も近いと言われる駅の一つで、夕日の名所としても有名だ。

それ以上に、この駅を有名にしたのはテレビドラマ「高校教師」だ。そのラストシーンは青海川駅で終わる。羽村隆夫と二宮繭はどうなったのか?
さて谷根川の河口部は峡谷となっており、その上空を国道8号の米山大橋が架かっている。米山大橋の53メートル下を谷根川が流れる。
さて谷根川の河口部は峡谷となっており、その上空を国道8号の米山大橋が架かっている。米山大橋の53メートル下を谷根川が流れる。

道路の脇には「サケの遡上」の看板が見える。谷根川は鮭の遡上する河川としても有名だ。今はまだ早いが、例年10月中旬から遡上が始まり、12月中旬まで見られるという。この看板の右手には「柏崎さけのふるさと公園」があり、鮭の一括採補が行われ、ふ化が行われ展示館もある。
さらに上流に行くと、今度は北陸自動車道の高架橋が見えてくる。高架橋とその下の橋梁との大きさの違いは写真のとおりで、桁違いだ。
さらに上流に行くと、今度は北陸自動車道の高架橋が見えてくる。高架橋とその下の橋梁との大きさの違いは写真のとおりで、桁違いだ。

災害関連事業では事業費の関係もあり、既設の護岸を最大限利用したり、山付けの部分は護岸を施工しないなどの工夫が施されている。
この川の上流には二つの水道専用のダムがあり、柏崎市の水源ともなっている。
この川の上流には二つの水道専用のダムがあり、柏崎市の水源ともなっている。
鳥屋野潟放水路 ― 2010/09/18 20:43
今日は鳥屋野潟放水路を歩いてきた。
鳥屋野潟公園の近くにある「新潟テルサ」で講演会があるので、自宅から歩いてみた。今日は久しぶりの好天で少し暑かったが、約1時間で着くことができた。
「鳥屋野潟放水路って何?」と思われる方も多いと思う。
鳥屋野潟と信濃川を結ぶ河川で、亀田郷を言われる輪中地帯に降った雨の殆どは鳥屋野潟に集まり、この鳥屋野潟放水路を通り、親松排水機場(60m3/s、新潟県農地部管理)と鳥屋野潟排水機場(40m3/s、国土交通省管理)の二つのポンプ場から信濃川に排水されている。
鳥屋野潟公園の近くにある「新潟テルサ」で講演会があるので、自宅から歩いてみた。今日は久しぶりの好天で少し暑かったが、約1時間で着くことができた。
「鳥屋野潟放水路って何?」と思われる方も多いと思う。
鳥屋野潟と信濃川を結ぶ河川で、亀田郷を言われる輪中地帯に降った雨の殆どは鳥屋野潟に集まり、この鳥屋野潟放水路を通り、親松排水機場(60m3/s、新潟県農地部管理)と鳥屋野潟排水機場(40m3/s、国土交通省管理)の二つのポンプ場から信濃川に排水されている。

昔は「親松導水路」と呼ばれていた農業排水路だった。
平成10年8月4日明け方に発生した集中豪雨をきっかけに河川改修が行われ、この親松導水路が約2倍に拡幅され、鳥屋野潟排水機場が新設された。
この河川改修工事完了後一級河川として指定され、名前は「鳥屋野潟放水路」となった。
大雨です! ― 2010/09/12 14:18
4ヶ月ぶりにブログを書いている。
6月以降、様々なことがあり、川歩きをできなかった。
猛暑が終わったかと思ったら、今度は大雨だ。
栖吉川で危険水位を超えて、長岡市からは避難準備情報が出されたが、家からは遠くて見に行くことができなかった。
しかし、いつも紹介している能代川でも五泉・村松地区の大雨で、水位がここ数年で最高の水位となったので見てきた。
最高の水位と言っても消防団待機水位を超えた程度だが。
能代川の河川敷にある「しんかな菜園」も1メートル程度の冠水となった。
6月以降、様々なことがあり、川歩きをできなかった。
猛暑が終わったかと思ったら、今度は大雨だ。
栖吉川で危険水位を超えて、長岡市からは避難準備情報が出されたが、家からは遠くて見に行くことができなかった。
しかし、いつも紹介している能代川でも五泉・村松地区の大雨で、水位がここ数年で最高の水位となったので見てきた。
最高の水位と言っても消防団待機水位を超えた程度だが。
能代川の河川敷にある「しんかな菜園」も1メートル程度の冠水となった。

しんかな菜園を利用しているが、堤防上で心配そうに川を見ている姿があった。
これも河川利用の効果でろうか。
この前に大根の種を蒔いたばかりだったので、発芽するのか心配だ。
支川の牧川では上流部の未改修区間では朝のうちに溢水したが、周辺は田畑だけで家屋の浸水はなくて、ほっとした。
今は雨も小康状態となり、新潟県内全体でもおおきな浸水被害は無いようだ。
新潟県では9月に大きな水害が発生したことは無いが、今年は残暑が長引き、秋雨前線も遅れてやってきたようだ。
これも河川利用の効果でろうか。
この前に大根の種を蒔いたばかりだったので、発芽するのか心配だ。
支川の牧川では上流部の未改修区間では朝のうちに溢水したが、周辺は田畑だけで家屋の浸水はなくて、ほっとした。
今は雨も小康状態となり、新潟県内全体でもおおきな浸水被害は無いようだ。
新潟県では9月に大きな水害が発生したことは無いが、今年は残暑が長引き、秋雨前線も遅れてやってきたようだ。
鷲ノ木大通川 ― 2010/05/22 22:13
今日は暑い一日だった。午前中は家にいたが、あまりに天気が良いので近くの鷲ノ木大通川を見てくることにした。
信濃川大橋を渡るたびにいつも見えるのだが、信濃川との合流点近くには多くの釣り人がいる。今日もこの暑さにもかかわらず多くの釣り人が釣り糸を垂らしていた。何が釣れるのかを聞いたところ、主にヘラブナだそうだ。
鷲ノ木大通川は信濃川と中ノ口川の間に広がる白根郷の排水を担う一級河川であり、中ノ口川が信濃川に合流するところで信濃川に合流する。このため合流部は三川合流部と呼ばれている。
信濃川大橋を渡るたびにいつも見えるのだが、信濃川との合流点近くには多くの釣り人がいる。今日もこの暑さにもかかわらず多くの釣り人が釣り糸を垂らしていた。何が釣れるのかを聞いたところ、主にヘラブナだそうだ。
鷲ノ木大通川は信濃川と中ノ口川の間に広がる白根郷の排水を担う一級河川であり、中ノ口川が信濃川に合流するところで信濃川に合流する。このため合流部は三川合流部と呼ばれている。

鷲ノ木大通川は山地部を持たず、下流部はゼロメートル地帯であるため、信濃川の水位よりも低く自然には排水しない。そのため信濃川合流部には鷲ノ木水門があり、いつも閉まっている。水門は明治22年からあるが、現在の水門は4代目で平成元年に完成したが、開いたことは無いのではないだろうか。
それでは排水はどうなっているのか。
それでは排水はどうなっているのか。

この川の水は写真の白根排水機場を通じて、中ノ口川に排水されている。しかし、この施設は河川施設ではなく、農業施設である。水門の上流約800mのところで鷲ノ木大通川から水路が分岐し、この川の全量が白根排水機場に流れている。排水規模は37.7m3/sである。
鷲ノ木水門の上流は旧白根市が遊歩道として整備し、桜遊歩道公園として平成7年に完成した。このあたりの両岸は桜並木で、今年も4月中旬の桜のシーズンには沢山の人が花見に来ていた。

残念なことはこの区間の水が流れていないことだ。この区間は言わば盲腸のような感じだ。
新潟県には農業施設である排水機場により全量排水され、そこから下流には水が流れない河川が他にもある。それは新潟市秋葉区の覚路津大通川、三条市の貝喰川で、広大な低平地が広がる新潟県の特徴の一つだ。
新潟県には農業施設である排水機場により全量排水され、そこから下流には水が流れない河川が他にもある。それは新潟市秋葉区の覚路津大通川、三条市の貝喰川で、広大な低平地が広がる新潟県の特徴の一つだ。
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