鳥屋野潟放水路2010/09/18 20:43

今日は鳥屋野潟放水路を歩いてきた。
鳥屋野潟公園の近くにある「新潟テルサ」で講演会があるので、自宅から歩いてみた。今日は久しぶりの好天で少し暑かったが、約1時間で着くことができた。
「鳥屋野潟放水路って何?」と思われる方も多いと思う。
鳥屋野潟と信濃川を結ぶ河川で、亀田郷を言われる輪中地帯に降った雨の殆どは鳥屋野潟に集まり、この鳥屋野潟放水路を通り、親松排水機場(60m3/s、新潟県農地部管理)と鳥屋野潟排水機場(40m3/s、国土交通省管理)の二つのポンプ場から信濃川に排水されている。
鳥屋野潟排水機場(左)と親松排水機場(右)

昔は「親松導水路」と呼ばれていた農業排水路だった。
平成10年8月4日明け方に発生した集中豪雨をきっかけに河川改修が行われ、この親松導水路が約2倍に拡幅され、鳥屋野潟排水機場が新設された。
この河川改修工事完了後一級河川として指定され、名前は「鳥屋野潟放水路」となった。
なお、鳥屋野潟周辺がいわゆる「ゼロメートル地帯」で、鳥屋野潟の常時水面は海面よりも2.5メートル低く、親松排水機場により常時排水されている。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://river.asablo.jp/blog/2010/09/18/5357070/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。