谷根川、高校教師と鮭2010/09/19 21:36

天候はあまりよくなかったが、柏崎市の谷根川を歩いてきた。
谷根川は日本海に注ぐ二級河川で、その源は三階節で知られる米山で流域面積は約20km2、法指定延長は7.9kmだ。
この川は平成16年、17年と2年連続の水害を受け、平成17年から3カ年で災害関連事業が実施された。
さて、まず河口に立つとその左岸側に駅のプラットフォームが見える。この駅は海に最も近いと言われる駅の一つで、夕日の名所としても有名だ。
青海川駅
それ以上に、この駅を有名にしたのはテレビドラマ「高校教師」だ。そのラストシーンは青海川駅で終わる。羽村隆夫と二宮繭はどうなったのか?
さて谷根川の河口部は峡谷となっており、その上空を国道8号の米山大橋が架かっている。米山大橋の53メートル下を谷根川が流れる。
米山大橋と鮭の看板
道路の脇には「サケの遡上」の看板が見える。谷根川は鮭の遡上する河川としても有名だ。今はまだ早いが、例年10月中旬から遡上が始まり、12月中旬まで見られるという。この看板の右手には「柏崎さけのふるさと公園」があり、鮭の一括採補が行われ、ふ化が行われ展示館もある。
さらに上流に行くと、今度は北陸自動車道の高架橋が見えてくる。高架橋とその下の橋梁との大きさの違いは写真のとおりで、桁違いだ。
北陸自動車道高架橋
災害関連事業では事業費の関係もあり、既設の護岸を最大限利用したり、山付けの部分は護岸を施工しないなどの工夫が施されている。
この川の上流には二つの水道専用のダムがあり、柏崎市の水源ともなっている。

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