鷲ノ木大通川 ― 2010/05/22 22:13
今日は暑い一日だった。午前中は家にいたが、あまりに天気が良いので近くの鷲ノ木大通川を見てくることにした。
信濃川大橋を渡るたびにいつも見えるのだが、信濃川との合流点近くには多くの釣り人がいる。今日もこの暑さにもかかわらず多くの釣り人が釣り糸を垂らしていた。何が釣れるのかを聞いたところ、主にヘラブナだそうだ。
鷲ノ木大通川は信濃川と中ノ口川の間に広がる白根郷の排水を担う一級河川であり、中ノ口川が信濃川に合流するところで信濃川に合流する。このため合流部は三川合流部と呼ばれている。
信濃川大橋を渡るたびにいつも見えるのだが、信濃川との合流点近くには多くの釣り人がいる。今日もこの暑さにもかかわらず多くの釣り人が釣り糸を垂らしていた。何が釣れるのかを聞いたところ、主にヘラブナだそうだ。
鷲ノ木大通川は信濃川と中ノ口川の間に広がる白根郷の排水を担う一級河川であり、中ノ口川が信濃川に合流するところで信濃川に合流する。このため合流部は三川合流部と呼ばれている。

鷲ノ木大通川は山地部を持たず、下流部はゼロメートル地帯であるため、信濃川の水位よりも低く自然には排水しない。そのため信濃川合流部には鷲ノ木水門があり、いつも閉まっている。水門は明治22年からあるが、現在の水門は4代目で平成元年に完成したが、開いたことは無いのではないだろうか。
それでは排水はどうなっているのか。
それでは排水はどうなっているのか。

この川の水は写真の白根排水機場を通じて、中ノ口川に排水されている。しかし、この施設は河川施設ではなく、農業施設である。水門の上流約800mのところで鷲ノ木大通川から水路が分岐し、この川の全量が白根排水機場に流れている。排水規模は37.7m3/sである。
鷲ノ木水門の上流は旧白根市が遊歩道として整備し、桜遊歩道公園として平成7年に完成した。このあたりの両岸は桜並木で、今年も4月中旬の桜のシーズンには沢山の人が花見に来ていた。

残念なことはこの区間の水が流れていないことだ。この区間は言わば盲腸のような感じだ。
新潟県には農業施設である排水機場により全量排水され、そこから下流には水が流れない河川が他にもある。それは新潟市秋葉区の覚路津大通川、三条市の貝喰川で、広大な低平地が広がる新潟県の特徴の一つだ。
新潟県には農業施設である排水機場により全量排水され、そこから下流には水が流れない河川が他にもある。それは新潟市秋葉区の覚路津大通川、三条市の貝喰川で、広大な低平地が広がる新潟県の特徴の一つだ。
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