西川Part32008/06/22 21:00

西川ふれあい公園とだいろの家
新潟もホタルのシーズンとなった。今日は岩室温泉の「冬妻ホタル」をみることを最終目的として、先週に引き続き、西川を歩いた。
岩室駅近くに車を留め、午後3時21分の越後線電車に乗り、越後曽根駅まで行き、西川沿いに歩いて巻を経由して岩室駅まで戻ることとした。
旧西川町中心地の曽根は長岡藩の代官所が置かれた場所で、この地方の中心地だった。代官所跡地は曽根小学校となっていて、今でも当時の樫の木が残っている。
旧西川町の名前は西川沿岸にあることから付けられた。明治22年に西川村ができたが、その時は西川の左岸側だけで曽根などの右岸側は含まれていなかった。明治34年に鎧郷村の一部となり、一旦は西川村の名前が消えた。その後昭和30年に曽根町と鎧郷村の一部が合併して旧西川町となったという。鎧郷村の名前は現在でも小学校の名前に残っている。なお、「鎧郷」とは、その当時、西川の右岸側に広がっていた「鎧潟」近傍の村々が集まったことから名付けられた。
さて、川沿いを歩きたいが住宅が建っていて川面が見えない。しばらく左岸側の旧堤防の道路を歩くと、「西川ふれあい公園」に出た。
この公園は旧西川町と新潟県が共同で整備した、2.4haの親水公園だ。河川の護岸を含めて親水部分は河川管理者の新潟県が整備し、その他の部分は旧西川町が整備した。今日は休日なので家族連れの姿が見られる。
こうした親水公園は一時期、各地で整備されたがその管理が行き届かない所も見受けられるが、管理も行き届き、水の広場の噴水が涼しげだ。この公園にはこの他にも芝生広場、ちびっこ広場、曽根代官所を模した「だいろの家」、体育センターがある。
今はアジサイの花が見頃である。

西川Part3(その2)2008/06/22 21:10

西川と角田山
見頃のアジサイを見ながら、上流に向かう。
JR越後線を越えて、しばらく行くと西蒲原の田園地帯に出る。この辺になると角田山が間近に見えてくる。
角田山は481.7mの身近な里山だ。登山コースは何本もあり、四季折々に植物を楽しむことができる。
角田山には5月の中頃に登ってきたところだ。初心者コースである五ヶ峠から登り、頂上でお昼を食べて、桜尾根から角田浜に降りた。
この季節はカタクリや雪割草などの可憐な花は終わっていたが、タニウツギのピンク色の花があちこちで見られた。
さて、西川をさらに上流に向かうと巻の市街地が見えてきた。ここには西蒲区の区役所がある。