鯖石川ダム花見 ジンギスカンを堪能2011/04/29 18:00

花見に誘われ、鯖石川ダムに行ってきた。鯖石川は柏崎市内を流れる河川で、このダムは現在は柏崎市となった旧高柳町地内にある。鯖石川ダムは、昭和48年度に完成した重力式コンクリートの治水ダムだ。ダム湖周辺は釣り愛好者でにぎわい、ダムの下流には農山村体験のできるじょんのび村や子供が主役の宿泊体験施設である県立こども自然王国もある。
ダムサイト周辺は公園となり、桜の木も沢山植えられている。ダムに到着したときにちらほらしか咲いておらず、花見には早すぎたのかと思ったが、雪の多い年にはウソ(鷽)につぼみを食べられ、これでも満開だという。
鯖石川ダム
ということで、「花より団子、いやお酒」となった。そんなこんなで桜の写真を取り忘れてしまった。山の幸とジンギスカンで花見の宴となった。このダムの近くにはジンギスカン料理で有名な澤田屋があり、そこから肉を仕入れてバーベキューだ。この高柳では昔はどこでも羊を飼っていて、澤田屋では60年も前からジンギスカン料理をしているそうで、タレが自慢だそうだ。その美味を存分に堪能した。
山の幸


内の倉ダムコンサート2010/10/16 22:14

昨年に引き続き、今年も内の倉ダムコンサートに行ってきた。
今年はダムに行くのが遅くなり、一段低い席だったので、演奏者を直接見ることができず、映像での鑑賞となった。
内の倉ダムコンサート
内の倉ダムは二級河川加治川水系の河川である内の倉川にあるダムだ。
このダムは全国に3200余りあるダムの中で13しかない中空重力式ダムの一つだ。
完成は昭和49年で完成から36年を経ている。当時はコンクリートが高価でそれに比較して人件費が安いために、コンクリートを節約するために重力式ダムの内部に空洞を設けたものだ。その分多くの型枠が必要となるが、型枠を組む人件費が比較的安いために全体としてコストを抑えることができたという。
コンサートはその空洞で行われた。その大きさは幅10m、高さ38m、奥行きは40mだ。
高さ38mの空洞
今回は、次の3組の演奏だった。
 ・篠笛演奏:今井克義
 ・オーボエとピアノ演奏:MINAMI&MIKI
 ・民謡と尺八演奏:胎内市民謡好き人間
いずれの演奏も空洞の音響効果もあって素晴らしいものだった。



谷根川、高校教師と鮭2010/09/19 21:36

天候はあまりよくなかったが、柏崎市の谷根川を歩いてきた。
谷根川は日本海に注ぐ二級河川で、その源は三階節で知られる米山で流域面積は約20km2、法指定延長は7.9kmだ。
この川は平成16年、17年と2年連続の水害を受け、平成17年から3カ年で災害関連事業が実施された。
さて、まず河口に立つとその左岸側に駅のプラットフォームが見える。この駅は海に最も近いと言われる駅の一つで、夕日の名所としても有名だ。
青海川駅
それ以上に、この駅を有名にしたのはテレビドラマ「高校教師」だ。そのラストシーンは青海川駅で終わる。羽村隆夫と二宮繭はどうなったのか?
さて谷根川の河口部は峡谷となっており、その上空を国道8号の米山大橋が架かっている。米山大橋の53メートル下を谷根川が流れる。
米山大橋と鮭の看板
道路の脇には「サケの遡上」の看板が見える。谷根川は鮭の遡上する河川としても有名だ。今はまだ早いが、例年10月中旬から遡上が始まり、12月中旬まで見られるという。この看板の右手には「柏崎さけのふるさと公園」があり、鮭の一括採補が行われ、ふ化が行われ展示館もある。
さらに上流に行くと、今度は北陸自動車道の高架橋が見えてくる。高架橋とその下の橋梁との大きさの違いは写真のとおりで、桁違いだ。
北陸自動車道高架橋
災害関連事業では事業費の関係もあり、既設の護岸を最大限利用したり、山付けの部分は護岸を施工しないなどの工夫が施されている。
この川の上流には二つの水道専用のダムがあり、柏崎市の水源ともなっている。

鈴ガ入川と花見山公園2010/04/18 21:46

今日は遠路はるばる福島市の花見山公園まで行ってきた。
会津を通る頃は天気も悪くなり、どうなることかと思ったが、次第に天気が回復し、花見山公園に着く頃には、青空も見えて歩いていると汗も掻くようになった。
花見山公園
初めてここを訪れたが、すごい人出であった。大型バスが数珠つなぎとなり、花見山の周辺は人、人であり、自分のペースで歩くこともできない。
歩行者通路の脇には、この花見山周辺を源流とする鈴ガ入川が流れていた。護岸は空石積みとなって、周りの風景とマッチしていた。しかし残念なことに、この上流になると大型のU字溝となっていた。河川管理者は県か市かは不明だが、もう少し配慮してもらえればよかったのだが。
鈴ヶ入川
花見山公園の見学コースは30分、45分、60分の3コースがあったが、せっかくなので60分コースを歩いた。このあたりも昨日雪が降ったようで、所々に残雪があり、遊歩道は泥で滑りやすくなっていた。
花見山自体の花も美しいが、花見山から見る周囲の光景も素晴らしかった。
最後に茶屋で1本100円の三色団子を食べた。これも餅の色だけではなく、餡も3種類で美味しかった。結構歩いたので甘い団子は、エネルギー補給にも役だった。
現地でもらったパンフレットには「桃源郷と呼ぶにふさわしい光景が広がっています」と書かれている。まさに3時間近く掛けて来た甲斐があり、春を満喫した一日であった。


ごせん紅葉マラソン2009/11/08 18:17

早出川の衣岩
今日は「ごせん紅葉マラソン」に参加してきた。
これまでジョッギングはしていたが、こうした大会に参加したことはなかった。
しかし、今回はハーフマラソンということと第1回目ということで参加してみることにした。
出発は五泉市の村松公園だ。ここは桜の名所で、この春にはここで花見をした。
桜の葉は色づき、モミジももう少しで見頃となるだろう。
9時30分にスタートした。ゲストランナーであるワイワイナは10分遅れでスタートだそうだ。
400mトラックを3/4周して県道に出た。
スタートから3kmほどの水戸野にある東光院河川公園までは田んぼの中を走るが、そこから折り返し点まではほぼ早出川沿いに走った。
早出川は阿賀野川水系の1級河川で、上流には早出川ダムがある。
早出川は写真のように上流部が岩が露出したところが多く、雨が降るとすぐに水が出てくる。それで早出川である。正式名称は「はやでかわ」であるが地元の人々は「はいでかわ」と親しみを込めて呼んでいる。
山々も木々は色づいて、まさに「紅葉マラソン」であったが、私には堪能する余裕がない。
早出川沿いに緩やかに上り、折り返し地点は五泉市の田川内地内だ。
折り返し点までは向かい風で走りにくかったが、58分で折り返すことができた。
そこからは緩やかに下り、向かい風もなくなったが、逆に体感温度は上がってきた。
給水所で喉を癒すが、走りながらの補給は苦手なので、そこでは走るのを止めて給水した。
少し前に集団がいたので、そこまでなんとか追いつきたいと思うがなかなか差は縮まらない。
逆に少しずつ後ろから追い越される始末であった。
早出川の支川である仙見川を越えると、残りは2kmほどだ。
そこで顔見知りの人たちから応援を受ける。
最後に待ちかまえているのは、上り坂だ。ここは段差は新発田小出線断層と呼ばれており、新潟県では一番有名な断層だ。
この坂道を上りあがると、緩やかな下り勾配の傾斜で、ゴールはすぐそこだ。
最後の力を振り絞って、気持ちを新たにテンポを上げて、トラックに入った。トラックを半周ほどしてゴールに飛び込んだ。
タイムは1時間51分14秒、目標よりも20分ほど早いものだった。
昨日に引き続いて晩秋を堪能できた一日だった。