東大通川と金津川2009/06/14 19:00

金津川の落差工
今日は下流部に引き続き、東大通川の上流部を巡った。
新潟県埋蔵文化財センター近くの「さつき山公園」の駐車場まで車で行き、そこからは源流の「白玉の滝」まで川沿いに歩き、それから堀出神社を経由して戻った。
埋蔵文化財センターは県立植物園に隣接して立地しており、先週はこの付近から下流部に向かって歩いた。今日はここから上流に向かって歩いた。
この付近の東大通川は金津川という名称で砂防河川に指定されている。むしろ地域の人々にとっては金津川という名称の方がなじみ深いらしい。
東大通川という名称は、先にも述べたように大正から昭和初期に改修された以降に名付けられたもので、しかもこの金津川と朝日川が合流した地点よりも下流部を指していた。それが新河川法以降に金津川も東大通川と呼ばれるようになったようだ。
今日歩いた上流部は砂防事業で流路工として改修されたもので、写真のように落差工も設置されている。
東大通川は人家の間を縫って流れ、最後の集落は金津だ。ここには石油王として知られた中野貫一の邸宅が保存され、中野邸美術館となっている。付近には石油井戸の櫓も保存されている。
この付近は「石油の里公園」として整備され、この他にも「石油の世界館」や観光物産館ゆうゆうプラザなどもある。
また、中野邸の裏山はもみじ園となっており、11月初めには2000本ものもみじが鮮やかに色づき、多くの人が訪れる。
さて、今日はこの石油の里を後にして、さらに源流の白玉の滝を目指した。

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