川歩き 桜巡り2011/04/24 18:00

前回の川歩きをしたときは桜は咲いていなかったが、それから2週間が経ち、既に満開となり、散り始めているところもある。そこで今日は桜巡りをしながら、市内の川歩きをした。
まず始めは新潟市南区の鷲ノ木大通川だ。昨年も紹介したが、鷲ノ木大通川は中ノ口川と信濃川とに挟まれた輪中である白根郷の排水を担う河川で、この3河川は同じ地点で合流し、3川合流と呼ばれている。内水河川なので合流点には水門がある。水門から上流の区間は桜で有名であり、この付近は桜町とも呼ばれている。現在は公園として整備され、このシーズンには多くの人が訪れる。
今日もシーズン最後の花を見るために人々が訪れ、花見の宴を開いている人たちもいた。風が強くて、たまに花吹雪が舞っていた。
鷲ノ木大通川(水門から上流を眺める)
鷲ノ木大通川(上流から水門を眺める)
次の訪れたのは秋葉区の新津川だ。新津川については何回も訪れている。この川は小阿賀野川に合流し、最後には信濃川に流れている。新津市街地を流れ何度も水害で襲った能代川の捷水路が完成した後の旧川であり、平成4年に新津川と名前を変えた。
捷水路ができた後は水量が減り、淀んだ河川であったが、平成5年から環境整備が行われ、現在では市民の散策コースになっている。春には沿川の各地で花が咲き誇る。今日は桜のピンクとユキヤナギの白とのコントラストがきれいだった。
新津川その1

新津川その2
次には同じく秋葉区を流れる能代川を訪れた。先に述べたように新津市街地を何度も襲った能代川であったが、改修が進められ、平成12年7月の水害後に上流部の改修も一気に進んだ。現在はこの能代川を「ふるさとの川」にすべく、様々なプロジェクトが取り組まれている。
今回訪れた箇所は平成16年に結成された「にいつ桜の会」が植樹した桜堤だ。それから7年近くを経て、川風が強く木によって差があるが、桜の木もだいぶ大きくなり、花を付けていた。もう少し経つと花見ができるだろうか。その日が楽しみだ。
石柱には、「堪能 代々 夢桜」と刻まれていた。
ここまで来たところで日も傾き、家路に着くことにした。
能代川その1
能代川その2

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