三面川鮭稚魚放流式 ― 2010/04/12 21:01
新潟もようやく桜が咲き始め、川歩きに最適な季節となった。
今回は、県北村上を流れる三面川で、4月9日に行われた鮭の稚魚放流式を見学してきた。
村上市観光協会のホームページでは三面川の鮭について、次のように紹介されている。
「江戸時代、鮭は村上藩の重要な財源とされ、大切にされてきましたが、この鮭漁を更に盛んにしたのが藩の下級武士「青砥武平治」です。武平治は世界で初めて 鮭の回帰性を発見、「種川の制」を考案しました。これは、帰ってきた鮭が安心して産卵できるよう、三面川の本流をバイパスする河川を作り、ふ化を助けよう とするもの。まだ誰も鮭の増殖など考えもつかなかった時代に、世界初の自然ふ化増殖を成功させた青砥武平治は、村上の鮭文化に大きな足跡を残した偉人と言えるでしょ う。」
現在では三面川鮭産漁業協同組合が鮭の一括採補を行い、採卵、孵化、飼育そして稚魚を放流し、今でも「鮭の川」として全国に知られている。
稚魚の放流式は毎年、この季節に行われる恒例行事となっている。
この日は雨は降らなかったものの、風が冷たい中、市内の3小学校の生徒が稚魚を自分たちで飼育した稚魚を含めて放流した。
今回は、県北村上を流れる三面川で、4月9日に行われた鮭の稚魚放流式を見学してきた。
村上市観光協会のホームページでは三面川の鮭について、次のように紹介されている。
「江戸時代、鮭は村上藩の重要な財源とされ、大切にされてきましたが、この鮭漁を更に盛んにしたのが藩の下級武士「青砥武平治」です。武平治は世界で初めて 鮭の回帰性を発見、「種川の制」を考案しました。これは、帰ってきた鮭が安心して産卵できるよう、三面川の本流をバイパスする河川を作り、ふ化を助けよう とするもの。まだ誰も鮭の増殖など考えもつかなかった時代に、世界初の自然ふ化増殖を成功させた青砥武平治は、村上の鮭文化に大きな足跡を残した偉人と言えるでしょ う。」
現在では三面川鮭産漁業協同組合が鮭の一括採補を行い、採卵、孵化、飼育そして稚魚を放流し、今でも「鮭の川」として全国に知られている。
稚魚の放流式は毎年、この季節に行われる恒例行事となっている。
この日は雨は降らなかったものの、風が冷たい中、市内の3小学校の生徒が稚魚を自分たちで飼育した稚魚を含めて放流した。

漁業組合の人の話では、三面川の環境は見た目では悪くないが、昔に比べると悪化しており、洪水の後は濁りがしばらく戻らないとのことである。

放流した稚魚は4年後に三面川に戻ってくる。
その時に、三面川の環境が今以上に良くなっていることを望んでやまない。
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