能代川りんりんロードサイクリング大会2009/11/07 21:45

終点に近いサイクリング大会
今日は能代川りんりんロードの完成を記念してのサイクリング大会と講演会が開催され、参加してきた。
りんりんロードは能代川が小阿賀野川に合流する地点(新潟市秋葉区大蔵地内)から滝谷川に隣接する村松城跡公園(五泉市村松地内)までの約18kmで、平成15年から整備されてきたが、一応の完成を見たことを記念して催されたものだ。
今日はほぼ全線を走破するもので、今日は立冬であったが小春日和となった。
つい先日の11月3日には新潟市でも初雪を記録し、どうなるかと思ったが、サイクリング日和と言えた一日だった。
参加者は40人弱で午前10時10分頃大蔵河川敷公園をスタートした。
雲一つ無い天気で、お日様がまぶしい。少し南風が吹き、逆風であったが、風が心地よく感じられた。
しかし、ペダルをこぎ始めるとしばらくしてうっすらと汗をかき始めた。最高気温が20℃に達すると言う予報であったが、この時期としては少々高めである。
35分ほどして分流記念公園で休憩した。この付近の能代川は桜並木となっていて、桜の葉の紅葉が美しい。
15分ほど休憩し、上流に向かった。
これまではどちらかと言えば市街地であったが、磐越西線の鉄橋を越えてしばらく行くと田園地帯となった。管名岳などの山並みがきれいに見える。
35分ほどペダルを漕いで次の休憩点の能代川楽新保公園に到着した。
能代川サケマス増殖組合がサケ汁で迎えてくれた。
ここでは組合がサケの一括採補を行っている。昨日は60匹ほど採補したそうだ。昨年は3千匹以上採補し、今年は昨年以上の採補が期待できそうだ。
サケ汁で秋の味を満喫した後、ゴールに向けて出発した。
しばらくして能代川から滝谷川沿いにのぼり、25分ほどでゴールの村松公民館に到着した。
12時を予定していたが、15分ほど遅れた。
ここでは13時から講演会「九十九曲がりの歴史」が開催された。
「九十九曲がり」とは能代川のことであり、昔は蛇行が多かったことからこう言われていた。そして、蛇行に由来する白蛇伝説がある。
講師は伊藤正氏で、元教員で現在は村松郷土史研究会などに属している。
講演会参加者は晴天で行楽日和のためか少なかった。
午後2時には終わり、自転車で起点に向かった。帰りは下りでもあり、途中で休憩もしなかったので、約1時間で着くことができた。
本当に良い一日であった。

ごせん紅葉マラソン2009/11/08 18:17

早出川の衣岩
今日は「ごせん紅葉マラソン」に参加してきた。
これまでジョッギングはしていたが、こうした大会に参加したことはなかった。
しかし、今回はハーフマラソンということと第1回目ということで参加してみることにした。
出発は五泉市の村松公園だ。ここは桜の名所で、この春にはここで花見をした。
桜の葉は色づき、モミジももう少しで見頃となるだろう。
9時30分にスタートした。ゲストランナーであるワイワイナは10分遅れでスタートだそうだ。
400mトラックを3/4周して県道に出た。
スタートから3kmほどの水戸野にある東光院河川公園までは田んぼの中を走るが、そこから折り返し点まではほぼ早出川沿いに走った。
早出川は阿賀野川水系の1級河川で、上流には早出川ダムがある。
早出川は写真のように上流部が岩が露出したところが多く、雨が降るとすぐに水が出てくる。それで早出川である。正式名称は「はやでかわ」であるが地元の人々は「はいでかわ」と親しみを込めて呼んでいる。
山々も木々は色づいて、まさに「紅葉マラソン」であったが、私には堪能する余裕がない。
早出川沿いに緩やかに上り、折り返し地点は五泉市の田川内地内だ。
折り返し点までは向かい風で走りにくかったが、58分で折り返すことができた。
そこからは緩やかに下り、向かい風もなくなったが、逆に体感温度は上がってきた。
給水所で喉を癒すが、走りながらの補給は苦手なので、そこでは走るのを止めて給水した。
少し前に集団がいたので、そこまでなんとか追いつきたいと思うがなかなか差は縮まらない。
逆に少しずつ後ろから追い越される始末であった。
早出川の支川である仙見川を越えると、残りは2kmほどだ。
そこで顔見知りの人たちから応援を受ける。
最後に待ちかまえているのは、上り坂だ。ここは段差は新発田小出線断層と呼ばれており、新潟県では一番有名な断層だ。
この坂道を上りあがると、緩やかな下り勾配の傾斜で、ゴールはすぐそこだ。
最後の力を振り絞って、気持ちを新たにテンポを上げて、トラックに入った。トラックを半周ほどしてゴールに飛び込んだ。
タイムは1時間51分14秒、目標よりも20分ほど早いものだった。
昨日に引き続いて晩秋を堪能できた一日だった。

能代川鮭のつかみ取り大会2009/11/22 21:23

心配された天気も回復し、絶好の日和となった。
今日は第5回目の能代川鮭のつかみ取り大会があった。
これまでの4回は天気に恵まれず、毎回雨の中での開催だった。
今日は昨日までの雨が上がり、風も止んで暖かい1日だった。
多くの親子連れが集まり、子供達は鮭のつかみ取りに挑み、親たちは鮭汁やちゃんちゃ焼きに舌鼓を打っていた。
鮭に挑む子供達

お土産にはイクラが好評だ。
能代川の鮭のイクラは絶品だと思う。これは私だけではなく、誰もが認めるところだ。
そしてもう一つの売りは値段である。
150gで400円だ。張り紙には市価の半額と書いてある。確かに千円はするのでは無いかと思う。
イクラは好評

今年は鮭の遡上が早いというか、今のところは豊漁だ。
毎日200匹以上捕獲して、今年はもう2千匹に達したそうだ。
昨年は3千匹ちょっとだったことに比べて、確かに多い。
それにピークはこれから12月初め頃までで、これまでの最高であった6千7百匹を超えるのではないだろうか。
さて、今年は5回目だが、これから10回、20回と続き、地域のイベントとして定着し、地域の活性化に貢献できればいいのだが。


刈谷田川フィッシングパーク2009/11/29 21:53

今年最後の釣りを楽しむ
刈谷田川は信濃川の支川だ。
5年前の平成16年7月13日の新潟豪雨では下流の中之島町(現長岡市)地内で破堤し、死者3名を出した。
新潟豪雨では刈谷田川ダム流域で1日雨量が400mmを超え、このダムでは満杯の恐れが出て、「ただし書き操作」を行った。
刈や田川フィッシングパークはこのダム直下の長岡市(旧栃尾市)栃堀地内にあり、刈谷田川漁業協同組合が河川占用し、川の中にある釣り堀だ。川そのものが釣り堀となっている。県内各地にフィッシングパークがあるが、川の本流が釣り堀となっているのはここしかない。
組合がここで釣り堀を始めたのは13年前だという。
ここは豪雪地で釣り堀をやっているのは4月から11月いっぱいだ。
そこで今日は組合の納会があった。
そこに招待され、ニジマス、美雪マス、イワナを堪能した。
美雪マスはニジマスとイワナを掛け合わせたもので、今新潟県で売り出し中の魚だ。
身は柔らかく、脂ものっている。刺身にしても、しゃぶしゃぶにしても美味しい。
これらを堪能した後で、釣りに挑んだ。私はイワナを2匹釣ることができたが、妻は一匹も釣れなくて悔しがっていた。
今度は来春に訪れて、再度挑戦したいと言っていた。
川は美しい。本当にまた訪れたいものだ。